社会人として働いている人は、一日の時間の大半をオフィスで過ごすことになります。
もちろん、営業職などの人は別ですが、事務が中心の職種・業種であれば仕事中はずっと同じ空間で、同じ顔ぶれの人達と時間を過ごします。
人間の脳は常に新しい刺激を求めるものですから、何時間も変わらない環境で毎日過ごすというのは、それだけで一定のストレスがたまります。まして、殺風景で無機質なオフィスではなおさらのことで、そういう条件は仕事をする上で大切なモチベーションにも関わってきます。
モチベーションを上げ、ストレスを軽減することは仕事の能率や効率にも大きく関わりますから、オフィスデザインをよくすることでその効果を得ようという会社が最近増えてきています。
例えば机周りや動線の確保、インテリアを少しかえるだけで驚くほどオフィスの雰囲気や仕事の進行が良好になり、スムーズになるのです。
オフィスは仕事をするだけだから必要最低限のものがあればいい、というのではなく、いかに過ごしやすい環境でストレスなく過ごし仕事をできるかという考え方に世の中はシフトしているのです。